キャットシッターさんとの出会いを経て
猫たちが外に出ることなく過ごせるよう
環境を整えていくことにしました。
まずは”睡眠”を確保
その頃の私たちは、正直ヘロヘロでした。
なぜか。
…慢性的な寝不足だったからです。
平均3時間睡眠で、普段は6~7時間なので
目はチカチカし、頭はボーっとしている状況でした。
車通勤でもあるため
早めに何とかしたい、と
打開策を練ることに。
寝場所候補① 車中
我が家の車はセダンタイプ。
足をのばして横にはなれません。
助手席をリクライニングさせ寝てみましたが
足元が冷えてボツ。
まだ、足をのばせなくても
後部座席に横向きで寝た方が落ち着きました。
正味2時間くらいで
足腰が痛くなり、寝返りも打ちにくく
目覚めましたが
それでも、静かな環境で眠れて
頭がすっきりしたのを覚えています。
じゃ、いつか売る前提で
足をのばして眠れる車を購入しようか…
と寝るための車購入を検討しました。
が、普通車で足がのばせるタイプだと
駐車スペースが確保できず。
駐車できる軽自動車は
希望するフルフラットになるタイプは
中古市場ではすぐ得られるようではなく
新車だと結構初期費用がかかることが分かりました。
それでも、寝るための方策としては
なくはないなと考え、
対策案として持っておくことにしました。
寝場所候補② 庭に寝るスペースを確保する
我が家は、道路や駐車場から数メートル上がった所に
家と庭があります。
その庭に、寝るスペースを確保するのはどうかと
考えました。
まずはテント。
アウトドア派では全くなく
昨年はイノシシもよく出ていたので
安全性も含め、即ボツ。
次に小さ目の小屋を建てることを検討。
20万~でできそうなものを見つけました。
ただ、セルフビルドだったため
本当にできるのか
そもそもそんな余力はないな…
と、見送ることにしました。
寝場所候補③ 近くの賃貸を借りる
今の状況がいつまで続くか未知数でしたが
やはりこれが一番現実的だと思いました。
明け方トイレに行きたくなっても
トイレへのアクセスが簡単なのも大きかったです。
急な坂道の途中にある自宅のため
移動は車です。
そのため、駐車場付きの賃貸を探しました。
いくつか候補をしぼり
- 初期費用含めたコスト
- 事情から、借りる期間が予想できない
- 家からのアクセス
を満たした家を借りることにしました。
月々3万円程。
確かに大きな出費ですが
眠るために必要な経費だね、と決めました。
寝るためだけに賃貸アパートを借りてみて
車で10分弱の所を借りて移動する生活が始まりました。
最初の数日は、
寂しそうな声で猫たちが追ってくるので
おやつをあげて
その間に外出していました。
1週間ほどすると、少し慣れてくれて
後追いをすることはなくなったので
その点、気持ちが軽くなりました。
そして、睡眠場所を変えることによって
しっかり睡眠がとれるようになりました。
これは、本当に大きかったです。
毎日朝までぐっすり眠れるため
頭がスッキリし
体の疲れが取れ
気持ちも前向きに。
おかげで、
帰宅して猫たちと遊ぶ余力も
持てるるようになりました。
猫の完全室内飼いに向けた一歩は、睡眠だった
まずは自分たちのケアが必要で
その要は、私たちにとっては”睡眠確保”でした。
そのために、毎月出費はかさみますが
必要経費と割りきって過ごすことに。
結果的に、
心身の疲れもとれ
猫たちと余裕を持って過ごせることに。
その間に猫たちも
少しずつ、室内だけで過ごす時間に
慣れるように。
もう「ニャンズよ、ありがとう~!」の嵐です。
またその過程で、
不可欠だと思ったのが
「猫たちとの真剣なお遊び」です。
それは次回に綴ります。