こんにちは、トンコです。
長く働くことは、
収入と社会との接点の持続につながることは
以前記事でも紹介しました。
- 収入が得られる
- 行くところ、やることがある
- 生活にメリハリができる

実際のところどうなのか、
イメージがわかないな。。



実際の例をいくつかご紹介しますね。
実例その1 80代前半・女性・清掃業(フルタイム→パートタイム)
一つ目の実例は、私のおばです。
以前自営業を営んでいましたが、25年前に廃業。
それから今の清掃業に就き始めました。
施設など室内の清掃が主な持ち場。
早い時間からの日や、遅くまでの時間の日とシフト勤務。
通勤は、もっぱら自転車で通える所を希望していたそうです。
おばは現在80代前半。いよいよ引退を決めました。
私:ここまで続けられた秘訣って??
おば:
そうね…生活のため必死だったね、その時は。
けど、自営の時より精神的に楽だったかも。
働いたらその分給料になるし
それから社会保険に入れるし。
それにね、
ありがとうって言ってもらえるのよ。
何度も背中を押してくれたね。
おばは、髪を染めているのもあるかもしれませんが、若々しいです。
歩幅も広く、すたすた歩いて行くので
道端で見かけても、追いかけるのにひと苦労。
階段の上り下りも、手すりを持たずスムーズです。
私:これから、どんな風に過ごしたい??
おば:
息子にも言われているし
少しゆっくりしようかと思っているけど…
週1~2回でもって言ってもらってるから
手伝いに行くのも考えてるよ。
急に老け込みたくないしね。
おばのレジェンドは、これからも続きそうです。
実例その2 70代後半・男性・自営業
続きまして二つ目の実例は、私の父です。
父は若い頃から趣味で集めていたコレクションがあります。
それを買い求めるだけでなく、
売るようになったのが自営のきっかけとなりました。
私:お父さんがこの世界で売るようになったきっかけは?
父:ヤフオクだね。
最初は慣れないパソコンで大変だったよ。
あんたにも、よく尋ねていたね。。
私:今や、スマホでもヤフオクしてるもんね(笑)
父:いや、スマホは確認専用。
出品作業やお客さんとのやりとりはパソコンで。
今でも、対面での売買はあるようですが
ヤフオクが繋げてくれた世界は、大きかったようです。
父:クレーム対応はきついけどね。
でも、売れて無事到着して入金があると嬉しいね。
いいものを買えたときはもっと嬉しい。(根っからのコレクター)
父は一日暇という日がほとんどありません。
商品の売買に関することだけでなく、趣味友達が県内外にいて
その友達との交流もままあります。
予定を聞かずに実家に帰ると、会えないことも。
収支としては、仕入れを差し引くと
トントン+α位だそうです。
それでも、多くない年金と貯蓄に手を付けず
趣味のものを買ったり
少し貯蓄できる時もたまにあるとか。
私:何か不安に思うこととかある?
父:辞め時が分からんことかな…
物欲がある限り、続けたいもんだね(笑)
父の物欲が、このような形で開花して
娘としても、喜ばしい限りです。
二人から学べること
二人の姿から、想像できることは
- 苦痛に感じない仕事を
- 誰かに喜ばれて
- 交流があって
- 無理しないペースで
続けてこられた、ということです。
もちろん、
大病を患わずに済んだ幸運も後押ししてくれています。
ですが、
これから私たちの生き方を考える時に
参考にできる要素もあるように思うのです。
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