以前の記事で、収入の持続化に必要な
次の3つを紹介しました。
- 長く働く
- 収入源を複数持つ
- 考え方を更新させていく
今回は、「考え方を更新させていく」がテーマです。




楽になったり選択肢が増えたりします。
結果として不安が減ることもあるんですよ。
記事の後半で
実際に心に置いている考え方も紹介します。
一つの例として、よろしければご覧ください。
年齢を重ねて変わってきたこと
私たちは、生きている以上必ず年を重ねます。
すると
体力・筋力・代謝が落ち太りやすくなり
老眼が始まり、シミ・しわが増えます。
疲れやすくなった、痛むところがある…と
自覚することも出てきます。
「以前のようにいかないな…」と感じること
ありますよね。
そして、40代50代になるにつれ
労働収入という観点からも下降気味で
- 転職しようにも、今より収入が下がる案件ばかり
- 同じようにやっているのに、給料が下がっていく
- 役職定年で給料が下がっても、仕事の負荷は変わらない 等
自分への需要が減ってきているよう感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
なぜ、考え方の更新が必要なのか
ここで、ある書籍の一部をご紹介します。
ひと口に「定年」と言っても、3つの種類があると私は考えている。
形式定年(制度上の定年で65歳頃)、
自然定年(生物学上の定年で45歳頃)、
実質定年(筆者が提案する自律的定年)だ。
郡山史郎著:定年格差 より 一部要約
45歳頃から知力体力気力の衰えを抱えつつ
高給・出世・競争を求めるには分が悪いため、
筆者はそこからの卒業を提案しています。
65歳だろうが、70歳だろうが、
あるいは別の形で会社から追い出されたところで、
人生100年時代の今は、それから数十年もの間
生活していかねばならない。
会社のために捧げてきたキャリアは強制終了になる。
そのときになって「さて、どうするか?」では遅いのだ。郡山史郎著:定年格差 より 一部要約
「実質定年」とは、
最後まで幸せに送る準備のための定年なのだ。
これを自ら設定し、マインドセットを変えられることが
幸せの切符を手にすることにつながる。
考え方を変えられるかどうか、が
その後の幸せな生活につながっていくというのに
考え方は一朝一夕には変えにくい。
そして、考えが変わらなければ
行動、習慣、生き方も変えられません。
少しずつ考え方を更新させていく必要があります。
もし、今の仕事や収入について悩ましいとお考えならば、
「かつての価値観からは、卒業する時」と自覚することが第一歩かもしれません。
楽になった・選択肢が広がった考え方(一例)
それでは、実際に私が取り入れてみたところ
楽になったり、選択肢が広がったと感じた考え方をご紹介します。
それはズバリ…
価値基準を更新する
です。
高収入にはそれなりに訳があります。
役職が伴えば、それなりに負荷が増えます。
それらを追いかけられないと自覚したならば、
それに代わる新しい価値基準を設けてみましょう。
例1)持続可能かどうかという基準
心身の体調を崩さず続けられる
自分がワクワクする要素が含まれている
年収が下がってもヨシとする
(人生の収支を見込んで赤字でなければ)
例2)働く(稼ぐ)幸せという基準
誰かの役に立っている実感を伴う
自分の力を必要としている居場所がある
今日一日を無事終えられた充足感がある
このように
”どのようなことに幸せを感じるか”を軸に
あなた流の新しい価値基準を考えてみましょう。
それが指針になってくれると思います。
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